Wordpressの管理画面外からユーザーを追加する。

WordPressの管理画面外からユーザーを追加する。

webページの内容の変更をしたいと思ったらwordpressで構築されており、管理者のパスワードがわからないし、管理者のメールアドレスは受信できないよーという場合、新しい管理者を追加してしまうのが良いでしょう。

その場合、Wordpressの管理画面外からユーザーを追加する…つまりデータベースを直接操作してユーザーを追加できます。滅多にない案件なので、覚書しておきます。

条件として、ターゲットになるwordpressが入っているサーバーにアクセスできるというのが条件です。

①データベースの管理システムにアクセス

サーバーにphpMyAdminなどのデータベースを管理できるシステムを利用してデータベースにアクセス。レンタルサーバーを利用している場合、管理できるシステムが導入済だったりなかったりします。
今回お名前共有だったため自力で導入する必要がありましたが、お名前のヘルプに導入方法が載せられています。

アプリケーションの導入(phpMyAdmin)

ターゲットとなるwordpressのデーターベースの確認は、wp-config.phpに書かれています。サーバーの管理画面に入れるならそれでもOK。お名前ならそこで確認とれます。




// ** MySQL settings - You can get this info from your web host ** //

/** The name of the database for WordPress */

define('DB_NAME', 'xxxxxxxxxxxxxx');



/** MySQL database username */

define('DB_USER', 'aaaaaaaaaaa');



/** MySQL database password */

define('DB_PASSWORD', 'bbbbbbbbbbbb');



/** MySQL hostname */

define('DB_HOST', 'xxxxxxxxxxxxxx.cgidb');

②データベースにユーザーを追加

会員情報を追加するために必要なテーブルは wp-usersとwp-usermeta

まず、wp-usersでユーザーを追加するとIDが割り振られる。

割り当てられたところで、詳細を入力

ID　※自動で割り振り
user_login
user_pass　※MD5を選択（入力したパスワードがMD5で暗号化される。つまりデータベースを見てもパスワードを知ることができない）
user_email

次に、wp-usersで割り振られたIDに対して、wp-usermeta内のテーブルに情報を追加

すべてのテーブルをコピーする必要はない。今回は下記の部分だけ追加しログインできた。

wp_dashboard_quick_press_last_post_id
dismissed_wp_pointers
wp_capabilities ※ユーザーレベル　管理者→a:1:{s:13:"administrator";b:1;}
wp_user_level ※ユーザーレベル管理者→10
nickname

※wp-usersだけ追加してログインすると、システム上ユーザーの追加はできているが、アクセス権が無いということではじかれる。つまりwp-usermetaで権限を割り振る必要があり、ここを押えておけばおそらくユーザー追加に問題がないはず。

ユーザー権限についてはhttp://nishy.blog.fc2.com/blog-entry-3.htmlの記事を参考にしました。無許可ですが…

WordPressのユーザーについて

USERLEVEL 権限 SL

8 9 10 管理者 a:1:{s:13:"administrator";b:1;}

5 6 7 編集者 a:1:{s:6:"editor";b:1;}

2 3 4 投稿者 a:1:{s:6:"author";b:1;}

1 寄稿者 a:1:{s:11:"contributor";s:1:"1";}

0 購読者 a:1:{s:10:"subscriber";b:1;}

Tagged wordpress

Posted by jun on 2016年12月9日.

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